ヒゲのレーザー脱毛は病院(クリニック)で基本的に誰でも受けることができます。しかし、特定の病気にかかっている場合、ヒゲのレーザー脱毛を受けることができません。
どのような方がヒゲのレーザー脱毛を受けることができないのか、について紹介します。
目次
日焼けしている方
日焼けしている場合、病院(クリニック)でヒゲ脱毛を断られる可能性が高いです。
日焼けが落ち着くまでの間(約1か月間以上)は、ヒゲのレーザー脱毛を控えるようクリニックに注意されるのが一般的です。
妊娠中の方
妊娠中の方はクリニック(病院)によりますが、レーザー脱毛を受けることができない場合があります。
私が通院している新宿湘南美容外科クリニックの契約時に提示される注意事項には「妊娠中の方はレーザー脱毛を受けることができない」と記載がありました。
もちろん男性であれば気にしなくてよいことです。
ヘルペスの方
ヘルペスの方は一般的にレーザー脱毛を受けることができません。
なぜならヘルペスはウイルスによって生じる病気であり、他人に感染する可能性がある病気だからです。
くしゃみや会話などの際にウイルスが飛散したり、手指・器具にウイルスが付着したりして、近くにいる人の皮膚や粘膜に散布されて感染することがあります。(出典:ヘルペスと帯状疱疹 | 公益社団法人日本皮膚科学会)
心疾患・糖尿・膠原病の方
心疾患・糖尿・膠原病の場合、レーザー脱毛を受けることができないのが一般的です。
ほとんどの病院(クリニック)側は経営上のリスクを最小限に抑えるために、万が一でもリスクがあるなら取り除いておきたいのだと推測されます。
ゴールデンリフトを受けている方
ゴールデンリフトとは、糸状の純金を皮膚内に埋め込むことでシワやたるみを解消する効果が期待できるアンチエイジングの治療です。
ゴールデンリフトを受けている場合はレーザー脱毛を受けることができないのが一般的です。なぜなら、レーザーを照射することで予測できない反応が発生するかもしれないからです。
自己免疫疾患の方
自己免疫疾患の場合、レーザーの刺激によって症状が悪化する可能性があるため、レーザー脱毛を受けることができないのが一般的です。
ステロイド服用中の方
ステロイドを服用している場合、レーザー脱毛を受けることができないのが一般的です。なぜならステロイドを服用中は感染症などが起こりやすく、レーザー脱毛後に炎症などのトラブルが発生する可能性があるからです。
安静にできない方
レーザー脱毛治療中に暴れたり、騒いだりするような方はレーザー脱毛を受けることができないのが一般的です。もちろん、通院当日にアルコールで泥酔した状態だと治療を断られることもあります。
ヒゲが全部白髪の方
ヒゲが全部白髪になっている方は、レーザー脱毛を受けることができないのが一般的です。なぜならレーザー脱毛は、レーザーの光がメラニン色素(黒い色素)に反応することによって発毛器官を破壊する仕組みのため、白髪には効果が出ないからです。
白髪の場合はニードル脱毛を受けることをおすすめします。
皮膚ガン・皮膚炎・ケロイドの方
皮膚ガン・皮膚炎・ケロイドなどで皮膚の状態が良くない場合は、レーザー脱毛を受けることができないのが一般的です。
まとめ
ヒゲのレーザー脱毛を受けることができない場合について紹介しました。
こちらで紹介したものは一般的に多くのクリニックでレーザー脱毛時の注意事項として挙げられているものになります。
ただし、クリニックの医師による判断次第ではレーザー脱毛を受けることができる可能性はゼロではないため、もし当てはまる方がいらっしゃいましたら医師に相談することをおすすめします。
すべての方に可能性があるのが日焼けです。したがって日焼け対策はしっかりやることをおすすめします。