結論から先に申し上げますと、ヒゲが白髪になっていない場合は医療機関(クリニック)のアレキサンドライトレーザーによる脱毛をおすすめします。
まずは光脱毛ではなくレーザー脱毛をおすすめする理由を説明いたします。
「ヒゲ脱毛」というメニューは、クリニックやエステティックサロンで提供されています。両者の大きな違いは医療行為を行うかどうか、です。
医療従事者の存在するクリニックではレーザーによって発毛器官を破壊するような脱毛を行うことができますが、一方エステティックサロンではそのようなことは医師法に反するため行うことができません。
エステティックサロンでは発毛器官を破壊しない程度の光脱毛と呼ばれる除毛(制毛)が行なわれているのが一般的です。
毛を剃ったり、毛抜きで抜いたりしても再び生えてくるのは、毛乳頭などの発毛器官があるからです。したがって、ヒゲが生えてこないようにしたい場合は発毛器官を壊す必要があるため、光脱毛ではなくレーザー脱毛をおすすめします。
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クリニックで発毛器官を壊す脱毛方法としてレーザー脱毛以外にニードル脱毛という方法もあります。
ニードル脱毛はレーザー脱毛より歴史が古く、1本1本確実にヒゲを脱毛していくことができます。しかしその治療方法上、時間(コスト)がかかり、高度な技術が必要とされている治療になります。
レーザー脱毛によって発毛組織が破壊された毛の再生率はそれほど高くありません。したがって、レーザー脱毛によって広範囲のヒゲを短期間に脱毛し、産毛や細い毛などが気になる場合はニードル脱毛をする、というのが合理的です。ただし、髭が白髪になってしまった場合は、レーザーの光が反応しなくなるため、ニードル脱毛の一択となります。