ヒゲ脱毛はエステではなく病院やクリニックがおすすめ

ヒゲ脱毛はエステではなく病院やクリニックでやるのがおすすめです。

「エステとクリニックどちらを選べばいいのか分からない」「なぜエステよりクリニックの方がよいのか?」といった疑問やお悩みに答えます。

エステとクリニックの違い

ヒゲ脱毛をしようと思って調べ始めるとエステと病院(クリニック)が候補に出てきて迷います。実際私もヒゲ脱毛をする際に迷いました。

エステもクリニックも一見すると同じヒゲ脱毛のサービスを提供しているように見えるのですが、実は大きく違うのです。エステとクリニックにおけるヒゲ脱毛の違いについて以下の比較表をご覧ください。

病院(クリニック・皮膚科) エステサロン
脱毛方法 医療レーザー脱毛 光脱毛
脱毛効果
脱毛の痛み 痛い あまり痛くない
医師の存在有無

上記の表をご覧いただいたとおり、エステより病院(クリニック)の方が脱毛効果を期待できます。

これは何も私が強引にクリニックをおすすめするために評価付けしているわけではなく、理由があるのです。

永久脱毛は厚生労働省に医療行為と認識されているため、医師法に基づいて医師が存在する医療機関でしか永久脱毛が実施できません。したがって脱毛効果が期待できる医療レーザー機器は、医師が存在する病院やクリニックでしか利用することができません。

ではエステはどうしているかというと、厚生労働省に医療行為と認識されない程度に毛根へ弱いダメージを与える光脱毛をするのが一般的です。

このような事情があるため、エステに比べて病院(クリニック)の方が脱毛効果を期待できるのです。

関連:ヒゲ脱毛すると本当にヒゲが生えてこなくなる?!永久脱毛の定義とは

エステが永久脱毛すると医師法違反?!

実際エステ経営者が逮捕された事例も

実際エステ経営者が逮捕された事例も

発毛器官を破壊することによって毛が生えてこなくなるので、ヒゲを脱毛したい場合はレーザー脱毛で発毛器官を破壊することになります。レーザー脱毛でヒゲが抜ける仕組みについては下記のページをご参考ください。

関連:髭がレーザー脱毛で抜ける仕組みと原理

発毛器官を破壊する行為は厚生労働省によって「医師法第17条の医業に該当し、医師以外の者が行えば医師法違反となる」とされています。

したがって、エステは発毛器官を破壊するレーザー脱毛のような行為を行うことができないのです。

実際2012年5月22日にエステサロン「ドクタータカハシ」の経営者が逮捕され脱毛事業から撤退する事件がありました。ドクタータカハシは独自開発したP-NAINという光脱毛機器を使って脱毛していたのですが、P-NAINが発毛器官を破壊するような脱毛機器だったため、医師法違反だと判断されたようです。

エステと医療機関の見分け方

ヒゲ脱毛は医療機関を選びましょう

ヒゲ脱毛は医療機関を選びましょう

エステと医療機関は名称で簡単に見分けることができます。

医療機関である場合は、名称に以下のような言葉が含まれています。

  • 皮膚科
  • 美容外科
  • クリニック
  • 病院
  • 医院

ヒゲの永久脱毛をしたい場合は、上記の言葉が名称に含まれるかどうか必ず確認してください。

医療機関の例としては以下のようなものがあります。

  • 湘南美容外科クリニック
  • ゴリラクリニック

関連:[湘南美容外科クリニック]ヒゲ脱毛の申し込みをした体験談

まとめ

ヒゲ脱毛はエステではなく病院(クリニック)でやるべき理由について紹介しました。

エステでは医師法上「永久脱毛」ができないことだけは必ず覚えておいてください。

ヒゲ脱毛は医師が存在する病院やクリニックを選ぶようお気をつけください。